作品を観たきっかけ
VFXでアカデミー賞を獲得した作品だというので、是非映画館で観たいと思い劇場へ行きました。
VFXが素晴らしい
何しろ迫力が凄くて圧倒されました。とてもリアルで、どうやって撮影しているのだろうと何度も考えました。
山崎監督はもともと伊丹十三監督作品のデジタル合成を担当されたり、日本のVFXの第一人者としてずっと活躍されている方だったんですね。今回は若いスタッフが活躍されたそうです。エンドロールを見ていたら、ほとんどが日本人の名前で、日本の技術だけでここまで迫力のある映画を観られる日が来たのかと感慨深い気持ちになりました。
ゴジラファンじゃなくても楽しめる
私は、特にゴジラファンというわけでもないのですが、子供の頃にテレビで見た初代ゴジラの映像と被る場面が何度も出てきて、初代ゴジラへの敬意を感じられましたし、音楽や効果音の使い方も耳に懐かしく、ご年配の方からお子さんまで楽しく観られる作品だと思います。
キャストもベテラン揃いでとても豪華でした。
特に神木隆之介くんが素晴らしかったです。FF14ヒカセンの私としては、神木隆之介くんには勝手な親近感を抱いておりますが、いつもの優しい雰囲気を封印し、己の弱さへの葛藤を演じる姿には胸を打たれました。
佐々木蔵之介さんと吉岡秀隆さんのやり取りは見ていて楽しく、安藤サクラさんはさすがの存在感でした。
戦争映画としての物語もしっかりしていて、主人公の敷島さん(神木くん)は戦争体験にトラウマがあり苦しんでいるのですが、そのせいで人生がうまくいかない。戦争の理不尽さは、いつ、どんな映画で見ても本当に嫌になります。戦争の理不尽さと、ゴジラの理不尽な脅威がドラマとして成立していました。”ゴジラ”と聞いて”ただの怪獣映画でしょ”と思ってしまっていた、かつての自分を殴ってやりたい思いです。(汗)
今回は2Ⅾで観ましたが、機会があれば4DXでも観てみたい作品です。何しろ迫力が本当に凄かった。
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